ジャパンオープン2019 Rootsソフト班のお仕事【1日目】vs Scramble, INPUT
前回の続き。
大会初日
始まりましたロボカップジャパンオープン。 初戦はScrambleが相手です。
Scrambleは去年参加した新しいチームです。最近はRoboCupJuniorや、RoboMastersにも力を入れてる強豪です。
個人的には去年からCON-SAIを使ってくれてるので好きなチームです。
さて、、、
正午ごろに開戦。ロボットは8台揃ってますが、ソフトはどうでしょう・・・?
試合直前まで作業してますね〜。Indirect Kickでゴールではなく適当な位置(x=3m, y=0m)を狙うようにしたようです。
Indirect Kickで直接ゴールにボールを入れても得点にはなりませんが、だからといって適当な位置に打つのはいかがなものでしょう? :thinking_face:
試合には・・・
JapanOpenの大事な初戦、 vs Scrambleは 5-1 で勝利しました!#roots_ssl #robocup pic.twitter.com/WPHSYhbHCA
— Roots - RoboCup SSL (@roots_ssl) 2019年8月16日
勝ちました。
ソフト班としては、ディフェンス・オフェンス・衝突回避・カルマンフィルタが割と動いてよかった〜という気分です。
ただ、もちろん意図しない動作もしてました。そこでRootsはログを見て確認します。
高性能で頭の悪いロガー
ここでRootsのロギングシステムを紹介します。
Rootsはパソコンをまともに扱えないので、PC画面をiPadで録画してます。
— と雷 (@chmod_x_akasit) 2019年8月17日
そしてそれをスマホで撮影する私。 pic.twitter.com/ufP5Xs5eDf
そうです、PC画面をiPadで撮影してます。 Rootsは画面録画ツールの存在を知らないのでしょうか……? そしてconsai2はROSで動いてるのに、rosbagを使っていません。(存在を知らないの?)
とチーム内でも賛否両論(否の割合が多い)でしたが、意外とこのログシステムが良いのです。
ポイントとしては、メンバーの実況が入ってることです。
Rootsは試合中とてもうるせぇにぎやかなので、いい感じに試合状況を教えてくれます。
座標データや戦略データだけを見ても、なかなか試合状況はわからないので、ここに実況が入るとログの確認がとても楽です。
あと、単純に楽しい。
SSLの実況動画おもしろいな。各チームで録画すべき。
— と雷 (@chmod_x_akasit) 2019年8月21日
ROSユーザーは、rosbag + マイク音声でログを取ると良いかもしれません。(本当にいい方法なのか?)
2試合目
相手は新チームINPUTです。
新チームだからといって舐めてはいけません。INPUTはRoboCupJuniorの世界優勝者が集まる強豪チームです。(強豪多すぎでしょ)
なによりも、初の大会でロボットを8台揃えてることが恐ろしい………
そして試合結果ですが……
第2戦 vs INPUT は 7-0 で勝利!INPUTさん対戦ありがとうございました! #roots_ssl #robocup pic.twitter.com/9gftqOKjTZ
— Roots - RoboCup SSL (@roots_ssl) 2019年8月16日
勝ちました!今年のオフェンスはガンガンボールを蹴ってくれるので強いです!!!
ちなみにこの時ソフト班では…
ボールプレースメント(人間の代わりにロボットがボールを配置する)のコードを書き始めてますね……
予選突破確定!
今年のSSLは7チーム参加しており、Aリーグ4チーム、Bリーグ3チームに分かれて予選をします。 それぞれ上位2チームが決勝トーナメント進出です。
RootsはAリーグで2勝したので、決勝トーナメント進出決定です!
そしてAリーグ最後の相手は王者RoboDragons。待っているのはオートレフェリーとボールプレースメント。
果たして大会2日目はどうなることやら。
続く。