自作キーボードPocketKeysの製作まとめ 〜構想編〜
ここはロボットに関わるブログでは???
自作キーボードは息抜きです。癒やしです。
何を作ったか?
ポケットサイズのキーボードPocketKeys (ポケットキーズ)を作りました。
ポケットにすっぽり入ります。
首にかけることもできます。
なぜ記事を書くのか
初めての自作キーボードのため、 たくさんの設計ミスがありました。
次回のキーボード製作で同じミスを繰り返さないために、構想開始から完成までをまとめ、振り返ります。
また、自分が記事を書くことで、 自作キーボード界隈が盛り上がるといいなという思いもあります。
この記事を読んでほしい人
自作キーボードに関わる人
- 自分と同じ初心者の方。一緒にレベルアップしましょう!
- ベテランの方。コメント頂けるとモチベーションが上がります。
ロボットに関わる人
- キーボード作りましょう!
その他 (例えば人類)
- キーボード作りましょう!
記事の流れ
これから1週間に1回のペースで、 PocketKeysの製作過程と振り返りを記事にます。
製作過程は以下のとおりです。
- キーボードの構想 ←今回の記事
- テストプログラムの作成
- 使用するツールと使い方の習得
- 部品選定と回路図作成
- アートワークの作成
- ケースの作成
- 基板・ケースの発注
- 基板・ケース受取、部品購入
- 部品実装 ←いまここ(2018/08/30)
- プログラミング
- 完成
製作過程をまとめ終わったら、振り返りの記事を作成します。
今回はキーボードの構想についてまとめます。
キーボードの構想
事前調査
モノを作るに当たって事前調査は重要だと思います。 自分は、下記のDiscordサーバで情報収集しました。
自作キーボードに少しでも興味がある方は、 下記のサーバに参加してみてください。 (参加するだけなら全くケガしません)
PocketKeysと同じように、キー数が少ないキーボードもあります。
(被らなくてよかった・・・)
どんなキーボードを作りたいか
とにかく自分が欲しいモノを作らないと楽しくないので、 要望(欲望)を書き連ねました。
- 常にCherry MX or Gateronの青軸を押したい
- キースイッチのこと
- キーボードのスイッチいろいろ - mkmkmkmkmk
- 常にキーボードを持ち歩きたい
- キー数を少なくしたい
- この発想はポケットモンスターを参考にしてます。
- (図鑑は151匹でも手持ちは6匹でしょ?)
- ケースに入れたい
- 基板むき出しは痛い
スケッチしてみる
手元にGateronの青軸キースイッチが偶然落ちてたので、 それを並べてキーボードをスケッチしてみました。
また、AVRマイコンが搭載されたProMicroも落ちてたので、 一緒に並べてます。
※自作キーボード界隈ではProMicroが流行っています
オリジナルキーボードを作ってみる その3「マイコンボード選び編」 - ゆかりメモ
作成したスケッチがこちら。
ここからわかること
- キースイッチ6個とProMicroを並べただけで、ポケットサイズギリギリかも(スケッチ左)
- キースイッチの高さが意外とある。基板2段構成は厳しそう。(スケッチ右下)
- キースイッチをきれいに6個並べたら押しづらいかも(スケッチ真ん中)
- ケースつけるならネジ穴が必要(スケッチ左)
- ProMicroの下にスペースがあるから何か置けそう(スケッチ左)
構想を整理して仕様にする
スケッチをもとに構想を整理して、自作キーボードの仕様を決めます
- 使用するキースイッチはCherry MX or Gateron
- 手元にあるスイッチがGateronなので
- キー数は6個
- キースイッチはスケッチのとおりに並べる
- マイコンはProMicro
- 基板数は1枚
- ケースとキーボードはネジ4本で固定する
- リセットスイッチ・モード切替スイッチを搭載
- これらの役割については後述する
- ケースを含めたキーボードのサイズはタバコケースを目指す
- 胸ポケットにタバコケースを入れている人をよく見るので
- 自分はタバコを吸いません
次のステップ
ハードの仕様が決まったので、ソフトの仕様を決めます。
それについては次回の記事にまとめます。