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自作キーボードPocketKeysの製作まとめ 〜構想編〜

ここはロボットに関わるブログでは???

自作キーボードは息抜きです。癒やしです。

何を作ったか?

ポケットサイズのキーボードPocketKeys (ポケットキーズ)を作りました。

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ポケットにすっぽり入ります。

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首にかけることもできます。

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なぜ記事を書くのか

初めての自作キーボードのため、 たくさんの設計ミスがありました。

次回のキーボード製作で同じミスを繰り返さないために、構想開始から完成までをまとめ、振り返ります。

また、自分が記事を書くことで、 自作キーボード界隈が盛り上がるといいなという思いもあります。

この記事を読んでほしい人

  • 自作キーボードに関わる人

    • 自分と同じ初心者の方。一緒にレベルアップしましょう!
    • ベテランの方。コメント頂けるとモチベーションが上がります。
  • ロボットに関わる人

    • キーボード作りましょう!
  • その他 (例えば人類)

    • キーボード作りましょう!

記事の流れ

これから1週間に1回のペースで、 PocketKeysの製作過程と振り返りを記事にます。

製作過程は以下のとおりです。

  1. キーボードの構想 ←今回の記事
  2. テストプログラムの作成
  3. 使用するツールと使い方の習得
  4. 部品選定と回路図作成
  5. アートワークの作成
  6. ケースの作成
  7. 基板・ケースの発注
  8. 基板・ケース受取、部品購入
  9. 部品実装 ←いまここ(2018/08/30)
  10. プログラミング
  11. 完成

製作過程をまとめ終わったら、振り返りの記事を作成します。

今回はキーボードの構想についてまとめます。

キーボードの構想

事前調査

モノを作るに当たって事前調査は重要だと思います。 自分は、下記のDiscordサーバで情報収集しました。

自作キーボードに少しでも興味がある方は、 下記のサーバに参加してみてください。 (参加するだけなら全くケガしません)

biacco42.hatenablog.com

PocketKeysと同じように、キー数が少ないキーボードもあります。

(被らなくてよかった・・・)

biacco42.hatenablog.com

どんなキーボードを作りたいか

とにかく自分が欲しいモノを作らないと楽しくないので、 要望(欲望)を書き連ねました。

スケッチしてみる

手元にGateronの青軸キースイッチが偶然落ちてたので、 それを並べてキーボードをスケッチしてみました。

また、AVRマイコンが搭載されたProMicroも落ちてたので、 一緒に並べてます。

※自作キーボード界隈ではProMicroが流行っています

オリジナルキーボードを作ってみる その3「マイコンボード選び編」 - ゆかりメモ

作成したスケッチがこちら。

ここからわかること

  • キースイッチ6個とProMicroを並べただけで、ポケットサイズギリギリかも(スケッチ左)
  • キースイッチの高さが意外とある。基板2段構成は厳しそう。(スケッチ右下)
  • キースイッチをきれいに6個並べたら押しづらいかも(スケッチ真ん中)
  • ケースつけるならネジ穴が必要(スケッチ左)
  • ProMicroの下にスペースがあるから何か置けそう(スケッチ左)

構想を整理して仕様にする

スケッチをもとに構想を整理して、自作キーボードの仕様を決めます

  • 使用するキースイッチはCherry MX or Gateron
    • 手元にあるスイッチがGateronなので
  • キー数は6個
  • キースイッチはスケッチのとおりに並べる
  • マイコンはProMicro
  • 基板数は1枚
  • ケースとキーボードはネジ4本で固定する
  • リセットスイッチ・モード切替スイッチを搭載
    • これらの役割については後述する
  • ケースを含めたキーボードのサイズはタバコケースを目指す
    • 胸ポケットにタバコケースを入れている人をよく見るので
    • 自分はタバコを吸いません

次のステップ

ハードの仕様が決まったので、ソフトの仕様を決めます。

それについては次回の記事にまとめます。